労働安全衛生のノウハウの継承
事業場では、安全衛生パトロール、ヒヤリ・八ット報告、危険予知(KY)
活動など、さまざまな安全衛生活動により、職場に密着した労働災害防止活
動が進められてきた。
しかしながら、超少子高齢化や経済状況の変化、さらには労働災害による
被災者数の減少により、専門の組織や担当者を維持することが難しくなり、
安全衛生管理経験が未熟であったり関心が低かったりする者が兼任で担当す
るなど、これまでの安全衛生対策が継続されにくくなる状況にある。
これらに対応していくため、労働安全衛生のノウ八ウを組織的に引き継いでいく
ことができるようなISO45001マネジメントシステムの取組みや仕組みが必要な時代を迎えている。